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KOFのコスプレだったり萌え語りブログ。 コメントはお気軽に。 べっ別にかまって欲しいとかそんなんじゃないんだからねッ?!

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    HN:
    よしの。
    年齢:
    40
    性別:
    非公開
    誕生日:
    1984/03/03
    職業:
    接客業
    趣味:
    ゲーム、コスプレ、料理
    自己紹介:
    勢い余ってKOFブログを作ってしまった。
    コスプレ(主に紫苑)写真を上げる適当なブログ
    あまりイベントに行かないのでまったり更新。
    メールは
    yosinosan☆livedoor.com
    まで。
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    紫苑支援(シャレではナイ)ブログらしく二次創作でも書いてみようという事で突発的に書いてみましたよシリーズ第一弾。
    まだこの回には出てないけどエグい描写とか出すかもしれません。

    あと文法とか誤字脱字は見て見ぬふりをして下さい。

    下よりドウゾー。

    深夜0時を過ぎたにも関わらず、街は光り輝くネオンに彩られ、昼尚明るい

    屋台の主人に代金を渡し空を見上げる
    1000年前はいつか降ってくるのではないのかと杞憂するほどの星達が覗いていたが、
    今はドス黒いスモッグが覆っている
    まるで地上の街に全ての星が落ちてしまったかのようである
    「見人説人話、見鬼説鬼話か、チッめんどくせぇな」
    腰まである長い黒髪を風に揺らし人ごみを歩く小柄な一人の「人間」が居た
    名は紫苑という
    この名もこの時代のものであったが紫苑は割りと気に入っていた
    紫苑は物珍しそうに街を見渡しながら歩いた
    若い女は20歳以上は年が離れているであろう中年の男と寄り添うように歩き、
    また年老いた老人はぼろぼろの服を纏い、道行く人々に物乞いをしている
    ああ、昔と大して変わらないではないか
    美少女と言っても過言ではない美しい顔に、似つかわしくない皮肉に満ちた顔が浮かんだ
    1000年前も今も、人の根本的な物は変わらない
    群れ、栄え、自分の利になる事だけを好む
    全く救いようが無い
    だが無知でか弱い彼等は時として脅威となる
    自らの保身の為ならば何でもする
    そういう生き物なのだ

    先ほど購入した白い、恐らく食べ物であろう物は、あれこれ考えている内に
    雫を垂らし紫苑の手を汚した
    溶けるものだったのか、と慌てて雫を舐めとる
    それは甘く冷たい物であった
    牛乳と砂糖とを混ぜ合わせて凍らした菓子か、悪くない
    右手の白い氷菓子を少しだけ眺めた後再び口に運ぼうとした
    しかし

    ベチャリ
    氷菓子は目と鼻の先で無残に潰れた
    氷菓子の潰れた先には壁があった
    しかし壁というにはやたらと派手な色合いではあるし、それに酷く汗臭い
    あまりの臭いに顔をしかめていると上空からドスの聞いた声が響いた
    「おう、俺の一張羅が汚れちまったじゃねえか」
    壁のような大柄な男は顔を真っ赤に染めてそう言った
    髪は酷くボサボサで、脂ぎった皮膚は豚の照り焼きのように黒光りしている
    ああ、いわゆるチンピラとかいう輩か
    紫苑は特に慌てる様子も無い
    その様を見た壁・・・もとい大柄なチンピラは紫苑の態度が気に食わなかったのかさらに怒鳴りつけた
    「何余裕ぶっこいてんだこのアマ、てめぇのアイスで俺の服が汚れてんだよ!!弁償してくれんだろうな?!」
    ”アマ”の所で紫苑の眉がピクリと動いた
    「うっせえンだよこの豚野郎。・・・お前が勝手にぶつかってきたんだろうがよ」
    紫苑の言葉に男はさらに罵声を上げる
    しかし予想に反して男は薄気味悪い笑みを浮かべた
    その時、紫苑の背中に何やら硬い物が当たった
    振り返ると男の仲間らしきチンピラが4人、紫苑を取り囲むように仁王立ちしていた
    背中に当たるモノも何か分かった
    拳銃だ
    人間が人間を殺す為に作られた武器だという事は知っている
    そして、それをこの人ごみで使われると面倒な事になる
    紫苑はため息をついた
    大男はその様子を見ると仲間に顎で合図を送り言った
    「下手なマネすると・・・どうなるか分かってるんだろうな」
    酷く面倒な事になった
    紫苑のため息は諦め故についた訳ではないのだと、男達は知らなかった


    続く



     

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